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2017-11

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特別な日 (余命宣告2週間) - 2011.12.08 Thu

今日は、我が家にとって【特別な日】です。

菜乃葉を知っている方も、知らない方も

お付き合いいただけたら幸いです。


―2008年12月7日の夜―

我が家に来てから、血便、軟便、食欲不振で

大型猫種のノルウェージャンなのに1.8kgしかなかった菜乃葉

IBDの可能性が高く、ずっと治療を続けていました。


今、改めて思えば

菜乃葉が小さかったことも

発情を迎えなかったことも

高い場所に登れるまでに時間を要したことも

ずべて病気のせいでした。


けれど、その当時は菜乃葉だけ。

ぴーこ という猫を喪ってからトラウマを抱えた私は

20年以上、猫に背を向けてきたものですから

菜乃葉を迎えても、わからないことばかりだった気がします。


その日の夜、菜乃葉はとうとう1口もご飯を食べませんでした。

長期に渡る看病の成果が見られず

菜乃葉の体調は悪化するばかり。

私自身に限界が、きていたのかもしれません。

初めて、菜乃葉を叱ったのです…。

毎日、一緒にお布団に入って眠るのが習慣だったのに

その日の夜は

「そうやってわがままばかり;食べないならもういいからね!」

そう菜乃葉に告げて、私は1人で眠ったのです。

その時、菜乃葉とのお別れが近づいているとも

菜乃葉の体の中が、大変なことになっているとも知らずに

感情的になってしまったのです。


私は、周囲から「甘い!」と言われるくらい

動物に対して叱ったりすることはありませんでした。

だけど、その日はなぜか、今でも忘れられないくらい

ひどい言葉を菜乃葉に言ってしまったのです。



そして、次の日の朝

どうやら夜中にパパさんが菜乃葉を私の横に連れてきたようで

「ママごめんにゃさい。」

っていうような表情で

申し訳なさそうに、私の足元にいました。


菜乃葉を抱き上げて、朝ごはんの準備をしましたが

やはり1口も食べようとしません。



20111208菜乃葉A


↑ これは、その日の朝の写真です。

心配になった私は、慌てて身支度をして

菜乃葉を病院へ連れて行きました。





我が家が御世話になっている病院のシステムは

人間の総合病院みたいな感じで

診察券を通したら、待合室で待っていて

手が空いた獣医師さんが診察してくださいます。


なので、欠点といえば

毎回、獣医師が変わるので意見も変わる時があることでしょうか。


―2008年12月8日 診察開始―

その時の獣医師さんが F先生。

昨夜から、1口も食べなくなったことをF先生に告げました。

丁寧に菜乃葉の体を触診すると

F先生の表情が曇りました。


「神崎さん、菜乃葉ちゃん腸重積を起こしています。
 ちょっと待ってくださいね。」


内科の先生、副院長先生が次々とやってきて

同じように菜乃葉を触診しました。 


そして、今すぐに手術をしないと

命に関わる可能性が高いと仰って

「僕が菜乃葉ちゃんの担当獣医師になります。Fと申します。」

そうF先生が仰いました。

F先生とのお付き合いは、この頃から始まりました。



そして、小さな体の菜乃葉には

麻酔が負担になることや

手術の説明を受けました。

重積している腸を、部分的に切除し繋ぎ合わせるか

手で引き伸ばして、元に戻すのか

どちらかの方法になると仰って

菜乃葉は、そのまま緊急手術を受けます。



帰り道、私は自分を責めました。

昨晩、感情的になって食べない菜乃葉を叱ってしまった…。

叱ったって食べるわけないよね。

むしろ、菜乃葉は苦しくて痛くて食べられなかったんだ;

それなのに、寝室に連れて行ってもらえなかった。

毎日、毎日一緒に眠っていたのに。

なんで、あんなことしちゃったんだろう;

菜乃葉 ごめんね;ごめんね;

手術が終るまで、ずっと前の晩の自分の行動を責め

そして、菜乃葉の手術の成功を祈りました。


―2008年12月8日 18時すぎ―

F先生から、手術が終ったと連絡が入りました。

ところが、そこには悲しい現実が待っていました。


20111208菜乃葉B


菜乃葉のお腹の中には、腹水が溜まっていて

所々、リンパ節の腫れがみられたとのこと。

重積した腸は、切除することなく

差し支えない程度に、院長先生が手で引き伸ばし

バイオプシーをした後、縫合。


余命宣告 2週間


私の頭の中は、真っ白で、空っぽで

F先生の仰ることが難しくて

FIPもコロナウィルスも知らなくて

何がなんだか、わからなくて…。


ただ、わかったのは

菜乃葉とのお別れが近いということ。

それだけだったように思います。





それからの2週間 いろんな葛藤がありました。

愛しい菜乃葉を手放したくなくて

ネットであらゆることを調べまくり

FIPに良好とされるものを手当たり次第に注文しました。

けれど、後にその商品は菜乃葉がいなくなってから届くものもあったりして

切なさが増したのを覚えています。


FIPで検索してヒットする猫ちゃん達は

皆、愛らしく 飼い主さんの思い

そして旅立ち。

いろんなことが綴られていましたが

残念ながら、そこから光を見出せることはありませんでした。

菜乃葉を救う手段は、もうないんだと

探しても、探しても見つからないんだと

現実を目の当たりにして、複雑な心境になりました。





今、私は珠稟と瑠菜の闘病生活に携わっています。

3年前に比べたら、落ち着いて日々を生活しています。

菜乃葉が余命宣告を受けたときは

心に余裕がなくて

泣いてはいけないと思っていたけど

悲しくて、愛しくて

菜乃葉がいないときに、こっそり車の中で泣きました。

「大丈夫」と何度、自分に言い聞かせたでしょうか

けれど、本当に2週間後

菜乃葉とお別れすることになります。




20111208ご飯


最後は、強制給餌すらできませんでした。

喉に詰まらせる危険性があったからです。

ティースプーン1杯ほどの食事を

たくさんの種類を準備して

少しなめさせた後は、病院へ連れて行き半日入院。

夜だけ家に帰ってくる。

2週間は、そんな生活を繰り返していました。



あれから3年の月日が流れ

今朝、あの日と同じように菜乃葉の食事を準備しました。



20111208仏壇


最近になって、やっと何でもお供えできるようになったのですが

菜乃葉が旅立って1年以上は

やはり何となく、まだ治療食がいいような気がして

お腹に優しい治療食しか供える事ができませんでした。



20111208お花



今日は、菜乃葉が頑張って手術を乗り越えた特別な日です。

菜の花は、まだお花屋さんになかったので

今日の花は、黄色いミニバラのアレンジ。



20111208写真



そして、あの日と同じように

食事と、お花と、お線香を供えるのが

私の日課でもあります。





1歳の誕生日を迎えられなかった

初めてのクリスマスも体験できなかった

小さな、小さな体で大きな手術を乗り越えた

FIPという、恐ろしい病気にさらわれてしまった我が子

もうすぐ、菜乃葉の命日がやってきます。


私は、未だにFIPという恐ろしい病気を許せずにいます。

こうしている間にも、かわいい命が奪われていく

どうか、どうかお願いです。

獣医学の進歩に光が差し込みますように。

FIPが不治の病でなくなることを心から祈っています。



*現在、私&珠稟の通院と看病の為ブログは不定期更新とさせていただいております。
皆様のところへの訪問や、コメントのお返しもゆっくりできませんが
御理解いただければ幸いです。宜しくお願いします。





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● COMMENT ●

えっ?

びっくりしたぁ

菜乃葉ちゃんのことだったんですね

菜乃葉ちゃんとの「二週間」ブログにして頂きありがとうごさいます

にきち屋は菜乃葉ちゃんが「虹の橋」に渡った後からブログを拝見しているので…
菜乃葉ちゃんとの「二週間」壮絶だったんだろうなぁ
訳も分からないまま何とかしようと…
本当つらかったですね
悲しかったですね

ブログにできる分、少しは落ち着いたのかな

菜乃葉ちゃん いいママに会えてよかったね
神崎さんや珠稟ちゃんを見守っていてくださいね

神崎さんも御自愛ください

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

 とてもつらい宣告ですね。しゃのんのときは宣告されたのに、なぜか、きっと奇跡がおきるって本気で思ってました・・・

菜乃葉ちゃんとお別れしてから、もう3年にもなるんですね(*'.'*)
最後の2週間、突然の宣告でさぞお辛かった事と思います・・・
ホントに幼くして亡くしてしまうななんて。・゚・(ノД`)・゚・。
珠稟ちゃんも、愛香さんもどうぞお大事にしてください・・・
ポチ☆ポチ☆

今でも思い出さずにいられなくて、そして
その事を思うたびに、綴られてらっしゃる
そのままのお気持ちになられてしまうこと。
すごくすごく、よくわかります。

でもきっとね。
菜乃葉ちゃんは「ママ、もう、そんなふうに
ごめんねっていわないでね」って言ってるって、
私には思えてなりません。
愛香さんに対して、慰めたくて綴ってるのでは
ないんですよ。
でも、そんなふうに感じてしかたないんです。

思い出しますね・・・(涙)
菜乃葉ちゃんが辛かった時期は我が家にみぃみぃを迎えた頃と重なります。
愛香さん家のニャンズと同じように、我が家もその後猫たちが増えました。
思えば、愛香さん家をブログで見て賑やかでいいなぁ~と羨ましかったからかな?(笑)
菜乃葉ちゃんは、愛香さんご家族に愛されて幸せだったと思いますよ。
これからも他のニャンズやワンコ、みんなで幸せに生きて行きましょう!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

菜乃葉ちゃんの闘病については今も鮮明に愛香さんの心に残っているんでしょうね。
きっとこれから先も忘れることはないし忘れることなんてできなことでしょう。
この3年間後悔ばかりが思い出されて・・・
あーすればよかったのかも?もっとこうしてやれたのかも・・・思いは尽きることなく。

でも菜乃葉ちゃんにとっては愛香さんに出会えたことが猫人生のすべてだったと思います。
幸せだったに違いありません。
今も虹の橋で幸せに暮らせています、きっと。
ぽち☆

どんなに時が経っても
まるで昨日の事のように…菜乃葉ちゃんの事も
ノアの事もアルの事もイヴの事もそう感じます。
余命宣告をされた日の事は本当に恐ろしいまでに
よく覚えています。あんな恐怖はこれから先も
無いような気がします…。
そして愛香さんが菜乃葉ちゃんの事を
叱ってしまった…と言う自責の念も痛い程
わかります。私も心の中で
「食べないと死んじゃうんだよ」と
食べてくれない事への悲しみと、どうしようも無い
怒りが込み上げてきた事もあったので…。

愛しい子を幼くして亡くしてしまう…
まだまだこれからの子を…こんなに苦しく
悲しい事はありません。

どうしてもこの時期は辛いですね…。
私も情緒不安定になっているようで、ふとした時に
涙が溢れて止まりません。今も泣いています。
愛しい大事な子だから、いつまでもいつまでも
悲しくて堪らないのだと思います。

菜乃葉ちゃん、小さな体で本当に沢山沢山
頑張ってくれてありがとう。
本当にありがとう。


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神崎愛香

Author:神崎愛香
 
 
(。・"・)o翼のはえた菜乃葉と一緒に旅をしています♪

たまに頭の中のネジがとれたりするらしい。
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◆子供に恵まれなかったパパ&ママの所に娘としてやってきた。
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猫IBD、腸重積の末 FIP(ウエット)を発症。
2008年12月22日 生後11ヶ月の時永眠
今は背中に翼がはえて、ママと旅をしている。
                                                              

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珠稟プロフ


◆一度はママに「さようなら」と言われたけれど…
珠稟の瞳に強く惹かれたママが、どうしても一緒に暮らしたかった子
賢くて、とても優しい性格。
悲しい時や辛い時、そっと寄り添ってくれる。
1歳4ヶ月の時、慢性腎不全になり
高Ca血症、慢性膵炎、角膜潰瘍になる。
2010年8月左目の視力低下


珠稟プロフ20108


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ブラックマッカレルタビー&ホワイト
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瑠菜プロフ


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超ビビリさんで、よく驚いて飛び上がっている。


瑠菜プロフ20108


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P1000708葉暖P


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葉暖プロフ20108


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得意技は「ぴゃぅ!」って鳴く事!
好奇心旺盛で、お姉にゃんのストーカーになることも。


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